こんにちは
いえとち本舗瀬戸 営業アシスタントの井上です。
すっかり寒く冷えてきており、インフルエンザなどが流行しています。
家族の一人がインフルエンザになると、次々に家族にうつってしまうということ、よくありますよね。
健康の大切さが本当に身にしみます。
なので今回は、高断熱住宅と健康の関係性、断熱性能が体に与える影響についてご紹介します。
高断熱住宅は、住まいの体感温度や湿度を一定に保つことで、健康に大きな影響を与えます。
冬場において、断熱性能が不十分な家では、室内外の気温差が大きくなることで体温調節の負担が
増し、免疫力が低下する可能性があります。
これに対し、高断熱住宅は室温の急激な低下を防ぎ、風邪やインフルエンザの発症リスクを軽減する
役割を果たします。
また暖かい家は血流の循環を促進し、冷え性や関節炎の改善にもつながるとされています。
世界保健機関(WHO)は、断熱性能が健康に与える影響を指摘し、特に寒冷地において住環境を快適に
保つための基準を推奨しています。研究によると、室温が適正に保たれることで、寒冷乾燥に敏感な
インフルエンザやその他のウイルスの感染リスクが低減します。
WHOの報告は、断熱性を高めた家に住むことで心疾患や呼吸器疾患、さらには精神的なストレスまでも
軽減できる可能性を示しています。
また住居の築年数による断熱性能の違いは、住民の健康に直接影響を与えます。
早稲田大学の研究では、築40年以上の住宅では風邪の発症率が63.8%と高い一方
築5年以内の高断熱住宅では35.9%に低下することが示されました。
あと寒暖差が大きい環境では、体温調節機能が過剰に働き、免疫力が低下することがあります。
温度差の激しい住環境にいると、自律神経が乱れやすく、特に高齢者や子どもの体力には大きな
負担となります。
高断熱住宅は、室温を均一に保つことでこのような問題を防ぎ、風邪やインフルエンザなどの
ウイルス対策にも効果を発揮します。
また、寒暖差が少なくなることで快適な睡眠が取れるため、体力回復や健康な生活リズムの維持にも
役立つとされています。