こんにちは
いえとち本舗瀬戸店 営業アシスタントの井上です
実際に家を建てる際には、災害対策だけを優先するわけにはいきませんし、予算の制限もあります。
なので今回は、災害対策を検討する際の優先順位について記載致します。
①後から変えられないものを優先する
災害に強い家の要素は「立地」「構造」「設備」の3つに分けられます。
家を建てる際には「後から変えられない」もの、つまり「立地」「構造」を優先的に検討しましょう。
地盤の強さや建物の耐震性などは建てた時点で決まっているので、これを後から変えることは
困難です。
また変更に多額の費用がかかるもの、例えば太陽光発電やエコキュートなどは、設置だけでなく
配管工事や機器の交換をともないますので、最初から導入しておいた方がコストも安く無駄が
ありません。
それに対して、シャッターなどは、建ててからでも比較的簡単に追加することができます。
②日常生活にも有用なものを優先する
もうひとつの考え方は、災害時だけでなく「日常生活にも有用なもの」を優先するということです。
例えばシャッターは強風時の飛来物から家を守ってくれますが、日々の防犯にも役立ちます。
太陽光発電やエコキュートは、停電に備えるだけでなく、光熱費の節約にもつながり
パントリーは非常食の備蓄をしながら、日常の収納スペースとしても便利に使えます。
限りある予算を有効に使うためには、災害時だけでなく、日々の生活にも役立つ設備を
優先的に導入していく発想が大事です。
いかがでしたでしょうか。
台風や大雪、地震など、停電を伴う災害はさほど珍しいことではなくなっている今
蓄電池を導入して停電に備えておくことは、家庭における新しい危機管理方法ともいえます。