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未来へ向けての重点テーマ(DX推進未来ビジョン)2023.12.25

沢田建設株式会社 代表取締役 澤田武憲

プロローグ

少子化に伴う人口減少の影響により、建設業も人手不足が進んでいます。
「働き手の高齢化」もその原因のひとつです。そして、高齢化の進行による技術継承問題も大きな課題になっています。また昔から建設業のイメージは「きつい、汚い、危険」の「3K労働」から変わっておらず、若者に敬遠されています。そこで、企業として持続的に発展するために、DX推進未来ビジョンを掲げ、様々な課題や難問に取り組んで参ります。 2024年4月からの働き方改革による時間外労働の上限規制を契機に、デジタル技術を活用し、従業員の満足度を高める(=お客様の満足度の向上につながる)ように働きやすい環境を整えていきます。この環境を充実させることで、企業のそして建設業のイメージ一新を図り、新規採用での増員で、生産性を高めて好循環を実現します。

スローガン

(「CXの創造」+「EXの創造」)×「欠かせないDX」

・「CXの創造」…カスタマーエクスペリエンス(顧客体験)の創造
     顧客満足度の向上(アフターフォローの充実、ICT活用で細かい管理)
・「EXの創造」…エンプロイーエクスペリエンス(従業員体験)の創造
     従業員満足度の向上(ICTの活用で仕事効率UP、イメージ戦略で人員増での環境整備)
・「欠かせないDX」…デジタルトランスフォーメーション(現状を把握し、デジタル技術を活かし構造から変革していく)

具体的な目標・取組(指針)

1)業務の効率化と管理者増員及び育成
 2023年の公共事業に対する国の予算や2022年度の民間の建設投資は共に微増、建設業の需要が拡大していて、人材供給が間に合っていないため、今まで以上に積極的に受注できる体制を整えるため、新たなシステムを導入して「業務の効率化」をしていくと同時に「管理者増員及び育成」に力を注いでいきます。

2)企業のイメージ向上・ブランド化
 1)にも関連していますが、働きやすい環境を整えるため、勤怠管理システム等を導入で「見える化」し、「労働時間」「給与」の見直しを図っていく社内の改善と同時に、ホームページなども含めSNSを利用し、改めて「60有余年の実績」「愛知県知事表彰」「瀬戸市優良工事」をはじめ「品質」「監理力」「提案力」「働きやすい環境」など企業イメージを発信していく。

3)1)2)を推進するにあたり、IT室・ISO推進室が中心となり、スローガンを基に他部署のメンバーと連携を図り取り進める。

4)ITリテラシーの向上
 ITリテラシーを高めておくと、業務の効率化や生産性の向上につながります。また組織全体のセキュリティ強化につながります。そこでDX推進セミナーやITリテラシー向上のための研修などを実施する。

具体的な目標・取組(方策)

①施工管理システム導入
②新クラウド導入
③勤怠管理システム導入
④既存システムの再評価、見直し
⑤第一段階:各現場にiPad設置 第二段階:各社員にiPad貸与

具体的な目標・取組(指標)

①生産性20%アップ 

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